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Solana(SOL) 完全復活の理由と、投資家が知るべき「死角」
2022年、FTXの破綻によりSolanaは壊滅的なダメージを受けました。価格は暴落し、「Solanaはもう終わった」という声も多く聞かれました。 しかし2025年現在、Solanaは驚異的な復活を遂げています。 DeFiの預かり資産はイーサリアムに次ぐ第2位となり、開発者の数も急増中。 なぜこれほど強いのか?その秘密は 「圧倒的なスピードと安さ」 にあります。
爆速の秘密:Proof of History (PoH)

Solanaの最大の特徴は、Proof of History(歴史の証明) という独自技術です。 これはブロックチェーンの中に「時計」を組み込むようなものです。
- 従来: バリデータ(承認者)同士が「これって何時だっけ?」と確認し合う時間がかかる。
- Solana: 全員が同じ時計を持っているので、確認不要で次々と処理できる。
この技術により、Solanaは 「手数料0.1円以下、待ち時間ほぼゼロ」 という、実用的な決済インフラとしての性能を実現しました。
復活の3つの要因

- システムが止まらなくなった: かつて頻発していたネットワーク停止が、技術改良により劇的に改善されました(1年以上停止なし)。
- 新しい経済圏: アジア(特にインド)を中心とした開発者コミュニティが急成長しており、欧米中心のイーサリアムとは異なる経済圏を築いています。
- 大手の採用: VisaやPayPalなどの決済巨人が、その処理能力を評価してSolanaを採用し始めています。
投資家が知るべき「死角」

しかし、手放しで喜べるわけではありません。
- 中央集権化のリスク: 処理が速すぎるため、バリデータになるには超高性能なパソコンが必要です。⚠️ これができる人は限られるため、「一部の金持ちが支配しているのでは?」という批判があります。
- FTXの遺産: 破綻したFTXが持っていた大量のSOLが、今後数年にわたって徐々に売却される予定です。⚠️ これが売り圧力となる可能性があります。
まとめ

Solanaは、技術的には 「世界で最も成功した高性能ブロックチェーン」 です。 イーサリアムが「分散性」を重視して少し遅いのに対し、Solanaは「実用性」を重視して爆速です。 「Web3のアプリがスマホアプリ並みにサクサク動く未来」に賭けるなら、Solanaは外せない銘柄と言えるでしょう。